佐久間デンタルクリニック

歯周病で失った骨や歯茎がよみがえる再生治療

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歯周病で失った
歯周組織の再生治療

歯科衛生士

歯周病は進行すると、原因菌によって歯を支える歯周組織が吸収されてしまうため、健康な状態を維持することが難しい状態になってしまいます。そのような状況から患者さんの歯を守るために、再生治療が有効な場合があります。

当院では、GTR法(組織再生誘導法)のほか、スペインの企業である「BTI」のPRGF-Endoret®、「ストローマン」のエムドゲイン®ゲルを使った再生治療を行っております。いずれの治療方法も、健康保険の適用外となります。

GTR法(組織再生誘導法)

GTR(Guided Tissue Regeneration)法とは、歯周病によって破壊された歯槽骨や歯根膜の再生が、歯肉によって邪魔をされないように、あらかじめ再生に必要なすき間を作っておくことにより、歯周組織の再生を促す方法です。

治療では、メンブレンと呼ばれる特殊な膜で再生に必要なスペースを覆った後、セメント質・歯根膜・歯槽骨などの歯周組織が新たに形成されるのを待ちます。期間には個人差がありますが、4~8週間ほどで再生が確認された後、患部を覆っていたメンブレンを取り出します。

PRGF-Endoret®を使った再生治療

PRGF(Plasma Rich in Growth Factors)は直訳すると「増殖因子を含む血漿」という意味で、PRGF-Endoret®とは、自己血の多血小板血漿という成分から取り出した増殖因子を活性化させて、歯茎のような軟組織や骨を再生する技術です。

PRGF-Endoret®は、患者様ご自身の血液を使うことにより、生体適合性の高い再生用の材料を作ることができるほか、血液から分離されたPRGFは白血球が含まれないことから、手術後に炎症が誘発されないという特徴があります。

PRGF-Endoret®による治療は、主に次のような流れで行われます。

PRGF-Endoret®の治療の流れ
  • 1患者さんからの採血
  • 2多血小板血漿の分離
  • 3増殖因子の活性化
  • 4欠損部分への填入

今やPRGF-Endoret®は、歯周病やインプラントのような歯科治療にとどまらず、整形外科手術やスポーツ医学にも応用されています。

エムドゲイン®ゲルを使った再生治療

エムドゲイン®ゲルとは、ブタの歯胚組織を使った歯周組織再生用材料で、歯周ポケットの深さが6mm以上(X線写真上では4mm以上)、幅2mm以上の垂直的な骨の欠損がみられる中等度から重度の歯周病の治療に用いられます。

ゲルは歯が生えるために重要な役割を果たすタンパク質の一種からできていて、骨欠損がみられる歯根部分に塗ることによって、その部分でセメント質や歯根膜が形成され、欠損部分で増殖した歯槽骨が歯根膜に定着することで歯周組織が再生されます。

エムドゲイン®ゲルによる治療は、主に次のような流れで行われます。

エムドゲイン®ゲルを使った治療の流れ
  • 1歯茎の切開
  • 2歯根表面の清掃
  • 3エムドゲイン®ゲルの塗布
  • 4切開部分の縫合

エムドゲイン®ゲルを使った再生手術にかかる時間は1時間前後です。2~6日後に抜糸を行いますが、その間は手術部分の歯磨きはせずに、安静にする必要があります。また、3~6週間は消毒薬による洗浄を続け、定期的にお口の中の衛生状態を確認するために検査を受けていただきます。

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